S1 リファレンス + 動画の設計

元動画を参照せずに作ったもの / 2026-09-08
今回の作業で必要なロケーションは4つです
ロケーションカット
S#01 空(落下) 高高度の空/雲海/眼下の街624.0秒
S#3 A社・外観(夕)14.5秒
S#5 A社・廊下(夕)872.5秒
S#7 A社・エントランス(夕)18.0秒
S#3・S#5・S#7 はすべて同じ建物(A社)の夕方です。建物の外→廊下→エントランスと、 ひとつのロケーションの3つの場所として設計できます。
Seedance がこの環境で使えません
型番を28通り試しましたが全滅でした(seedance/2.5-pro-image-to-video 他)。 KIE がこのキーで受け付ける動画モデルは ──
wan/2-5-image-to-video(使える)
veo3(使える/尺は 4・6・8秒)
・sora-2-image-to-video(停止中)

LookDev の正本動画は別担当の環境で作られたものと思われます。
カメラの回り込みと構図の指示に強いのは Veo3 なので、そちらで設計しました。

リファレンス動画の設計案

ねらい:1本から①人物の全周②ロケーションのトンマナを同時に取る

構成(Veo3・8秒)
・カメラはジュンを中心に一定速度でゆっくり回り込む(約180°、途中で止まらない)
・ジュンは中央に立ったまま。動くのはカメラだけ
2秒ごとにロケーションだけが切り替わる。人物のポーズ・大きさ・カメラの回転は途切れない
 0–2秒 高高度の空・雲海(S#1・逆光)
 2–4秒 A社・外観(夕)(S#3)
 4–6秒 A社・廊下(夕)(S#5)
 6–8秒 A社・エントランス(夕)(S#7)

取り出し方:各ロケーションの中央付近のコマ=背景のトンマナ正本。 回転の各角度のコマ=三面図より多い角度の人物リファレンス

1本で済ませる理由:ロケーションを別々に生成するとトンマナがばらけます。 1本の中で切り替えれば、光も色も同じ系で揃うのが最大の利点です。
(Veo3 が4回の切り替えを1本でこなせない場合は、2ロケーション×2本に割ります)

できたリファレンス

三面図:ライトなし(=UVテクスチャ)

★★これが実質そのままアルベド/UVテクスチャの見本です。影ゼロ・ハイライトゼロ・リムゼロ。まぶたの寒色寄りの調子も、頬の暖色も、すべてテクスチャに描かれた色として見えています。

三面図:ライトあり

★同じ三面を、キー=画面左後方の同じリグで。★上の flat と並べると、どこまでがテクスチャでどこからが光かが分かります。

顔アップ:ライトなし

★線の硬さ 29.8(★正本24.5〜29.1)。★そのまま帯に入りました。

顔アップ:ライトあり

★逆光。★顔は影側・リムは白飛びさせないという設計どおりに出ています。

背景:雲海(S#1 C02「雲海に突っ込んでいく」)

背景:雲海へ入る

★★指示に反して人物が入ってしまいました(「人を入れるな」と書いています)。★背景としては使えません。

背景:高高度の空(S#1 C01〜C03)

動画の開始画像 案1

動画の開始画像 案2

★回り込みの余白が広いのでこちらが向いています。★ただし2枚とも足元が入っていません。

気づいた点
雲海へ入るカットは「人を入れるな」と書いたのに人物が入りました。作り直しが要ります
動画の開始画像は2枚とも足元が入っていません。「体全体がわかる」ためには撮り直したほうがよいです
A社の3ロケーション(外観・廊下・エントランス)のリファレンスはまだありません。動画で一気に取るか、先に静止画で作るかを決めたいところです